法定後見の手続きの流れ

法定後見の手続きの流れについてご説明いたします。

法定後見制度を開始するためには、成年後見・保佐・補助の申立てを行う必要があります。
申し立てる裁判所は、本人の住所地の家庭裁判所です。

後見・保佐・補助の申立ては、本人、配偶者、四親等内の親族、検察官、市町村長などが行うことができます。

 

申立ての際には、申立書類、戸籍謄本・住民票、医師の診断書等を提出する必要がありますが、申立書類や提出書類は各家庭裁判所でそれぞれ異なるため、申立先の家庭裁判所のホームページをご覧になるか、問い合わせていただく必要があります。

申立ての際に面談の日程を予約して、家庭裁判所の調査官が、本人と申立人と後見人候補者に面談調査を行います。

必要があれば、精神鑑定が行われることもあります。

 

鑑定や調査が終了すると、家庭裁判所は、成年後見等の開始の審判をするとともに、最も適任と思われる者を成年後見人等に選任します。

後見等の開始が認められた場合には、後見等開始の審判書が郵送され、法務局へその旨が登記されます。

後見や保佐と異なって、補助開始の審判の際には、本人の同意が必要となります。

なお、保佐人の同意権・取消権の範囲を拡張する審判や、代理権の付与の裁判にも、本人の同意が必要となります。

 

碑総合法律事務所は、東京都を中心に、全国にお住まいの皆様からのご相談を承っております。
「成年後見制度」に関するあらゆる問題に対応しておりますので、お困りの際にはお気軽に当事務所までご相談ください。

豊富な知識と経験から、ご相談者様に最適な解決方法をご提案させていただきます。

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大野 康博弁護士の写真

代表弁護士 大野 康博 (おおの やすひろ)

  • 所属
    • 東京弁護士会 登録番号 23191
    • 平成14年~現在 東京家庭裁判所家事調停委員
    • 平成24年~現在 原子力損害賠償紛争解決センター仲介委員(文部省)
  • 最終学歴
    早稲田大学法学部
  • 注力分野
    • 遺産相続・後見
    • 消費者被害
    • 交通事故
    • 労働
    • 借金問題
    • 企業法務
    • 刑事事件
    • 離婚男女問題
  • 自己紹介
    弁護士歴20年以上の経験で培ったリーガルサービスを多くの方にご体験頂く為にご相談者の目線にあわせた各種サービスを取り揃えております。お気軽にお問い合わせください。

事務所概要

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事務所名 碑総合法律事務所
代表者 大野 康博 ( おおの やすひろ )
所在地 〒105-0003 東京都港区西新橋1-20-3 虎ノ門法曹ビル804
TEL/FAX TEL:03-3595-1631 / FAX:03-3595-1632
営業時間 平日 8:00 〜 24:00 (事前予約で休日、時間外対応可能です)
定休日 土・日・祝日 (事前予約で休日、時間外対応可能です)
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