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成年後見について弁護士に相談すべき理由とは

成年後見制度では、後見人には、親族や知人の他に、弁護士や司法書士、社会福祉士といった専門家に依頼することができます。

弁護士を後見人に選ぶと、様々なメリットがあります。

まず、法的なトラブルに巻き込まれた際に、あらゆる法律問題に対処することができます。

管理している不動産について借主とのトラブルが発生したり、本人が悪徳業者に不要な買い物を押し付けられてしまったりしたような場合でも、後見人が弁護士であれば、法律の知識に基づいて円滑に解決することができる可能性があります。

 

親族の方が後見人となった場合に相続が発生して、本人と後見人がどちらも相続人となった場合、本人と後見人の間に利害の対立が生じてしまいます。このような場合は、「特別代理人」を家庭裁判所に申し立てて選任してもらい、本人の別の代理人を立てるか、後見監督人がいる場合は、後見監督人に本人の代理を依頼することになります。

弁護士が後見人になっていれば、このような煩雑な手続きを踏まずに、そのまま弁護士が本人を代理して遺産分割協議をすることができます。

 

また、弁護士であれば、後見制度以外にも様々な制度を組み合わせて対応することができます。本人(被後見人)が亡くなることで後見は終了してしまいます。通常は、相続が発生してから遺産分割について相談することができる弁護士を探さなければなりません。

しかし、弁護士が後見人となっている場合は、これまで財産管理をしていた弁護士がそのまま相続手続きまで担うことができます。

これまでの事情なども理解した上で対応することができるため、非常にスムーズに遺産分割を進めることができるといえます。

 

弁護士に成年後見について相談すれば、弁護士の豊富な知識と経験に基づいて、後見制度だけでなく他の様々な制度を組み合わせるなど、本人に最適な財産の管理などの方法を提案してもらうことができます。

ご本人のおかれた具体的な状況によって、どのような制度を選ぶのが最適であるかは異なります。

成年後見についてお困りの場合は、弁護士に相談されることをおすすめいたします。

 

碑総合法律事務所は、東京都を中心に、全国にお住まいの皆様からのご相談を承っております。
「成年後見制度」に関するあらゆる問題に対応しておりますので、お困りの際にはお気軽に当事務所までご相談ください。

豊富な知識と経験から、ご相談者様に最適な解決方法をご提案させていただきます。

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大野 康博弁護士の写真

代表弁護士 大野 康博 (おおの やすひろ)

  • 所属
    • 東京弁護士会 登録番号 23191
    • 平成14年~現在 東京家庭裁判所家事調停委員
    • 平成24年~現在 原子力損害賠償紛争解決センター仲介委員(文部省)
  • 最終学歴
    早稲田大学法学部
  • 注力分野
    • 遺産相続・後見
    • 消費者被害
    • 交通事故
    • 労働
    • 借金問題
    • 企業法務
    • 刑事事件
    • 離婚男女問題
  • 自己紹介
    弁護士歴20年以上の経験で培ったリーガルサービスを多くの方にご体験頂く為にご相談者の目線にあわせた各種サービスを取り揃えております。お気軽にお問い合わせください。

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事務所名 碑総合法律事務所
代表者 大野 康博 ( おおの やすひろ )
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TEL/FAX TEL:03-3595-1631 / FAX:03-3595-1632
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